初めて鍼灸を
受ける方へ
はじめまして。ZOON鍼灸院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
鍼灸を受けたことが無い方にとっては、鍼が怖い・痛いといったイメージをお持ちの方が多いことでしょう。
「はりを刺す」と聞くと注射のようなイメージが浮かび、痛みがあったり、出血があると考えてしまうのも無理ありません。ですが注射などで使用する「針」と鍼施術で使用する「鍼」は全くの別物です。
特に、当院では髪の毛ほどの細い鍼を使用しており、基本的に痛みはありません。
太さが0.16~0.30mmと注射針より細く、先端が丸みを帯びているため皮膚を切り裂くこともなく、皮膚や筋肉の繊維をかき分けて入っていくため、痛みも出血もほとんどないのです。
さらに、使い捨てのディスポーサブル鍼を採用しており、これは個別包装されていて、使用する際に初めて外気に触れるため、感染症などの心配もなく安心して施術を受けていただけます。
鍼灸で本当に
良くなるのかと
不安な方へ
これまで、病院や整骨院・整体院などの色々と通って改善できてない方にとっては、自分の症状は本当に良くなるのか、どんな施術をするのか、不安に思う部分が多い事でしょう。
でも安心してください。
鍼灸はWHO(世界保健機関)から様々な症例に対して効果があると認められている技術で、病院や整骨院・整体院で良くならない症状も改善できる可能性がある施術です。
それは鍼灸が、人間が本来もっている「自然ちゆ力」を活性化させて、症状をぶり返さない健康な身体を取り戻すことが出来るからです。
この自然ちゆ力が低下したままだと、一度良くなっても再発したり、症状が中々良くならず長引いてしまいます。
だからこそ当院では「経絡」や「経穴」を刺激し、血流や内臓を整える事で、自然ちゆ力を向上させ免疫を高めていく事で、再発しない健康な身体へ導いていきます。
オーダーメイドの
鍼灸施術で根本改善へ
症状の根本改善を目指すうえで、その原因を知ることは必要不可欠です。
原因になる部分は症状や状態によって様々ですが、主には
- 筋肉の緊張、コリ
- 神経伝達の不調
- 血流不順
- 内臓不調
- 可動域の狭さ
などが挙げられます。
当院では、西洋鍼・東洋鍼・ルート鍼・運動鍼などの鍼を組み合わせ、その人に合わせた最適な施術を施すことで、つらい症状を根本から改善していきます。
また、あなたの悩みや不安を少しでも解消していけるよう、カウンセリングや説明にも力を入れておりますので、気になったことがあればお気兼ねなくご質問ください。
当院では、お客様お一人お一人に対して、真摯に丁寧に向き合い、心が通った施術を提供する事を大切にしております。
まずはお気軽にご相談ください。
鍼灸の良くある質問
Q1. 鍼灸はなぜ体に効くのですか?
A.人間の身体には、病気や怪我を治す「自己ちゆ力」や、病原体から身を守る「免疫」が備わっており、鍼灸施術はこれらの反応を利用しています。
皮膚や筋肉に微細な傷や火傷をつくり、組織を修復することで古い細胞から新しい細胞にして新陳代謝を高める効果、筋肉の硬さがとれるため血液循環を良くする効果、異物である鍼を取り除こうと血液中の白血球を増やし、病原菌に対する防御反応を高め、身体全体の免疫反応を活性化する効果など、鍼灸施術は様々な効果が期待できます。
Q2. 鍼って痛くないですか?
A.基本的には痛みはありません。
「はりを刺す」と聞くと注射のようなイメージが浮かび、痛みがあったり、出血があると考える方が多くいらっしゃいます。
ですが注射などで使用する「針」と鍼施術で使用する「鍼」は全くの別物なのです。
通常使用される注射針の太さは0.7~0.9mm程で、先端がナイフのように鋭くなっており、皮膚を切り裂いて体内に入っていくため、痛みを感じます。
「鍼」は太さが0.16~0.30mmと注射針より細く、先端が丸みを帯びているため、皮膚を切り裂くことはなく、皮膚や筋肉の繊維をかき分けて入っていきます。
そのため、痛みも出血もほとんどないのです。
痛みとは別に、凝り固まった筋肉に鍼が当たった時に「ズーン」という感覚があります。
これは、鍼施術独特の「響き」と呼ばれる感覚です。
響きには、硬くなった筋肉を緩める効果や血液循環を促す効果があります。
響きとは…
鍼は身体にとって異物と判断されます。
凝り固まった筋肉は常に神経を圧迫しており、硬くなった筋肉に鍼を刺すと、異物から身を守ろうとして、一時的に筋肉が収縮します。
元々神経を圧迫している筋肉が、さらに収縮して神経を圧迫するため、重さや痛みを感じます。人によっては気持ち良いと感じる方もいます。
つまり、響きを感じる場所は、筋肉が凝り固まっている、悪い状態であり、逆に響きを感じない場所は、筋肉が凝り固まっておらず、良い状態であるということです。
当院では、この「響き」を狙って施術をしていきます。
Q3. 何か副作用はあるのでしょうか?
A.施術後、一時的に響きの感覚が残ったり、眠気、重さ、だるさ、めまいなどの症状が出現することがあります。
施術当日は、普段より多くの水分補給をお願いいたします。
Q4. 鍼は消毒されてますか?
A.当院で使用する鍼は、使い捨てのディスポーザブル鍼を使用しています。
個別包装されていて、使用する際に初めて外気に触れるため、感染症などの心配はなく、安心して施術を受けていただけます。
Q5. 妊娠中は受けられますか?
A.妊娠中でも鍼施術、灸施術ともに受けられ、特に灸施術との相性が良いと言われています。
母子ともに健康な状態であれば、妊娠初期から出産直前まで施術が可能です。
一度担当の産婦人科の先生に確認してみてください。
Q6.鍼の後にお風呂に入れますか?
A.問題なく入れます。
しかし、施術後は血流が良くなっているため、のぼせやすくなっています。
ですので、施術直後の入浴は避け、施術後2~3時間後に入浴をお願いいたします。
Q7.どんな格好で鍼灸を受けますか?
A.洋服の上からでは施術が出来ないため、施術範囲を露出する必要があります。
専用のお着替えをご用意していますので普段着のままお越しください。
Q8.鍼で病気に感染することはないですか?
A.感染することがないよう徹底しています。
鍼治療は、鍼を体内に刺入するため、感染への対策が必要です。
施術前の手指消毒と施術範囲の消毒はもちろん行い、鍼は個包装の滅菌処理された使い捨てのものを使用しています。
滅菌処理されて菌が付着していない鍼を、一人のお客様だけにしか使いません。
使用後の鍼は医療廃棄物専用の容器に廃棄するため、再度使用することはなく、間違って他のお客様に触れることはありません。
Q9.どこの鍼灸院へ行っても同じなの?
A.鍼灸治療の中でも、西洋系や東洋系、専門性に特化した院など様々です。
施術方法もアプローチ方法もそれぞれの院によって異なるため、何度か通ってみて効果をあまり実感できなかったら違う鍼灸院に行くというのも良いと思います。
Q10.生理中に鍼灸は受けられますか?
A.施術を受けることは可能です。
また生理痛は、子宮が過度に収縮することで、下腹部や腰に痛みなどの症状を引き起こしているため、
鍼灸施術でホルモンバランスを整え、筋肉の硬さをとり、血液循環を促すことで、辛い生理痛を緩和させる効果もあります。
Q11.鍼灸治療って何ですか?
A.鍼灸治療は、中国に起源をもつ伝統的医療で、世界保健機関(WHO)から様々な症状に効果があると認められている治療方法です。
「気」と呼ばれる生命活動の維持をするエネルギーのようなものがあり、「気」が流れる道である「経絡(けいらく)」と、「気」が出入りする「経穴(けいけつ)」に刺激を与え、「気」の流れを調整し、身体や内臓のバランスを整えていきます。
一般的に経穴は「ツボ」とも呼ばれます。
鍼、灸どちらも人間本来が持つ「自己ちゆ力」を活性化させる、身体にとっては優しい治療法です。
鍼…
単刺術、雀啄術、回旋術、置鍼術など、様々な手技があり、それらを用いてツボを刺激したり、直接筋肉に刺激を入れたり、筋肉に刺入した鍼を電極にして低周波の電気を流すなどの治療を行います。
他にも特殊な方法として、刺入せずに押圧し皮膚を刺激する「小児鍼」があります。
いずれの方法も、鎮痛効果や筋緊張緩和、血液循環改善などの効果が期待できます。
灸…
「もぐさ」を用いて、刺激を入れる方法で、透熱灸や焦灼灸、打膿灸といった灸の痕を残す「有痕灸(ゆうこんきゅう)」と、知熱灸や温灸、隔物灸といった灸の痕を残さない「無痕灸(むこんきゅう)」の大きく2つに分けられます。
もぐさは古くから薬草として止血やかゆみ止めに使用されたり、腹痛や便秘、下痢などにも効果があるとされてきました。
温熱刺激ともぐさの薬効を利用した治療法が灸施術であり、免疫力の向上や、自律神経の調整、血液循環改善などの効果があります。